にのみやエネルギーのBLOG
〇 発電所の建設工事が始まる
漸く発電所の建設工事が始まった。4月末からの墨出しやパワコン設置場所の整備などを進める予定であったが、雨天のために殆ど作業が捗らなかった。春から夏に掛けて太陽光発電は発電効率が高い絶好の季節(特に3月から5月は日射量が年間で最も多い時期)であり、建設工事の遅れはそのまま売電収入の減収になる。建設工事が始まったことから、5月末までには発電所の建設は終わり、東京電力との系統接続工事が6月に可能となり、順調に行けば7月から売電が開始できる見込みである。(May 11, 2019)
〇 発電所建設場所の近隣の方に挨拶
発電所の建設工事を前に、施設近隣の方にご挨拶に回りました。
4月末から工事が開催となり、連休中は休み、5月11日から土曜、日曜日に工事します。週日は施設の利用者の安全を考慮して工事は休みます。近隣の方には休みの時に迷惑を掛けることになりますが、その点をよく説明しておきました。
4月、5月の天候が心配です。雨天は工事が出来ないので、5月の週末が全日天候に恵まれることを祈っています。雨天等で工事が出来ないと、週単位で工事が遅れてしまい、東京電力との系統接続工事が遅れ、発電所の操業が遅れてしまうことになります。(April 17, 2019)
私たちは再生可能エネルギーを利用し、
私たちの太陽光発電所を作り、
私たちの町の活性化を図る仕組み作りを目指します。
みんなの力を合わせて
みんなの太陽光発電所で
みんなのクリーンエネルギーを創り
みんなで自然エネルギー資源の恩恵を享受しましょう。
私たちは豊富な湘南の陽を貴重な資産と捉え、地元の発電所を建設し、売電で得られる利益を自治体と協働で地域に還元する仕組み作りを目指します。二宮町だけでなく多くの自治体が人口減少、老齢化の人口問題を抱え、シュリンクする財政に悩まされています。
そこでへこたれないで、2016年から始まる電力市場の自由化を機会に、数兆円の市場が開放されます。この市場に市民・産業・行政が一体となって”地元の発電所”を作り、エネルギーの地産地消を行えば、いま東京電力に支払っている電力料金(二宮町内で30億円・年と推定)の何割かを”地元の発電所”で稼げば無償の資産を使い、町外へ流出するお金を削減できると思いませんか。削減したお金は町内に還流させることになり、これが活性化に結び付きます。
私たちは地元の発電所を皆さんと一緒に作って、当面(約10年程度)は出資の配当や建設費の償還で余剰利益は見込めませんが、これらを完済すると地元の発電所は利益を産出し見込みです。そのとき、得られた利益を自治体のインフラサービス(交通、施設運営、など)の費用補填に当てることでサービスの量・質を改善できると考え、自治体の財政に寄与できると考えています。
これが”地元の発電所”で自治体改革を目指すアウトラインです。
下記ファイル「G-Energy湘南の目的」は、当社の考え方を説明した資料です。
参考:
○ 総務省 「地域の元気創造プラン」の分散化エネルギーインフラ
~電力自由化を機会に地方創生をドイツのシュタットベルケを模して日本に実施
www.chiikinogennki.soumu.go.jp
○ 経産省、資源エネルギー庁 「電力小売市場の自由化について」
http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/
○ 農水省 「農山漁村における再生可能エネルギー導入の促進」