にのみやエネルギーのお知らせ
〇 発電を開始
6月12日から発電を開始し東京電力への売電が始まった。
6月8日に発電所と系統接続工事が完了した。系統接続では系統側に昇圧のトランスを載せ、売電用と買電用のケーブルが接続された。
6月12日に発電所側の連系試験が行われ、太陽光パネル286枚・34系の接続・導通、パワコン9台の接続・導通試験をチェックし、分電盤のメインスイッチを投入。投入後あるインターバル後にパワコンが稼働を開始し、発電が始まった。
6月13日から6月19日まで7日間での発電量は2,936kWhであった。7日間で晴が6日間あり平均475kWh、これは、49.5kWの発電能力を持つので約9時間半が発電量最高を記録したことになる。今の時期、一年で最も日照時間が長いので、天候さえ晴れならば最大の発電量が期待できる。朝4時半頃から立ち上がり、朝9時から夕方5時半頃まで発電量がピークに達し、夕方6時過ぎまで発電している。
太陽光パネルの枚数が多く(過積載)、発電量がピークに朝早く達し、夕方遅くまでピークを維持することがこの発電システムの狙いであり、いまのところこの狙いが当たっていると評価している。
〇パワコンの設置が完了した。
5月18日、19日の二日間真夏を思わせる暑い中で、パワコン設置、電柱設置の工事が行われた。パネルからのケーブル72本をパワコン9台に接続し、パワコンから配電盤へ、配電盤から系統接続の電柱へと工事が進み、電気系統の工事が完了した。
〇「グリーンエネルギー湘南NEWS」を作成。
太陽光発電所の工事が東電との接続工事を残すだけとなった。発電所の協力者の方々にはマガジンを発行して状況をお知らせして来ましたが、実際には多くの方がマガジンを読まれていない様です。それらの人にとっては実際の状況が分からず、″せっかく協力したにも拘わらず、何の連絡も無い”とご心配を頂いています。そこで、これまでの発電所の状況をまとめて郵送することを考えています。その原稿が下記のURLです。6月初には発送したいと考えています。
https://drive.google.com/file/d/1V__24q8kXsJx2yVdlLJdcg4JPfdmDwza/view?usp=sharing
「グリーンエネルギー湘南NEWS」の原稿をご覧になってお気付きの点がありましたら、NEWSの発行者および連絡先へお知らせ下さい。
パワコン設置工事
パワコン9台、分電盤、遠隔監視の各機器は自立する三本の柱に設置
パワコン設置工事完了
パワコンの中央がパネルからのケーブル、奥の方が系統接続のケーブル。
電柱
高さ6mの電柱。下からのカメラアングルなので傾いて見える
〇パネル設置が完了した
5月12日、2日間天候に恵まれ、パネル設置工事が完了した。丸2日間に渡る作業を無事に終えた。東に吾妻山、南は相模湾、周囲に何も日差しを遮るものは無く、太陽光を浴びる絶好のロケーションと言える。期待が膨らむ。
最後の一枚
全パネルを敷き終える。壮観だ!
1つの系統を8枚で構成。36系統のケーブルがパワコンへ接続
〇発電所工事(パネル設置)の様子(一日目)
5月11日、天候に恵まれ発電所の工事が捗りました。ケーブルを敷設し、パネルの設置作業を始まりました。パネル枚数も多く、明日も設置工事を予定しています。
パネルの吊り上げ開始
墨出しで金具とケーブルの敷設
パネルの設置開始
パネルの設置中(半分程度)
〇発電所の工事が始まる
4月27日から発電所の工事が始まった。①植木移植、②パネル取付け金具を設置し、ケーブルを敷設する予定であったが、植木を掘り上げ、金具を一列設置したところで雨のために初日の作業は中断となった。
植木を移動:パワコン設置のために一時的に植木を移動。8本のレッドロビンを掘ったとこで中断
墨出し:パネル取付け金具を取り付ける。この作業の途中で雨に見舞われ作業を中断
工事前の屋根:ここに発電パネルが敷き詰める予定
〇今年のエコフェスタ2019の講演会は「地球温暖化と私たちの未来」
6月15、16日から開催する「エコフェスタ2019」の講演会は、「地球温暖化と私たちの未来」と題し、講師は国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長 江守正多氏です。
【概要:江守先生からの概要紹介】
昨夏の豪雨や熱波などの異常気象は記憶に新しいことと思います。世界の平均気温は産業革命以来1℃上昇し、様々な影響が現れ始めています。世界では、2015年に採択された「パリ協定」で、これを2℃より十分低く止めようという決断がなされました。そのためには、エネルギーの作り方などが世界中で大きく変わる必要があります。このことは私たちにとってどんな意味を持つのか、一緒に考えてみましょう。
〇発電所建設工事の日程について
いよいよ発電所の建設工事が始まります。概略の日程をお知らせします。
どの工事作業も安全第一に実施し、施設の休業日(連休を除く週末)に行います。また、荒天の日(雨の日も)は作業ができないので、作業日程は後ろ(6月)にずれ込む可能性がありますが、梅雨に入ると更に天候が心配になります。何とか5月末までに作業が完了させたいものです。
4月27日 パワコン支柱の設置、パネル設置場所の墨出し等
5月11日、12日 クレーンでの荷揚げ、 パネル設置工事
5月18日、19日 パワコン設置、電気工事
5月25日、26日 遠隔監視装置設置、パワコン設置場所のフェンス、植木定植、試運転
6月 東京電力工事(電線張替え、トランス交換等で約1ヶ月掛る見込み)
7月 発電・売電開始
〇「2019年3月 臨時総会の報告」
2019年3月 発電所の建設着工を前に臨時総会を開催しました。
総会資料および議事録をアップします。
〇「発電所の安全性」についての検討
福祉施設の屋根を借りての太陽光発電事業であり、特に安全性に注意を払っています。その内容を紹介します。
1.発電所の安全確保について
軽量パネルを使用し建物への負荷を少なくする。通常はパネル18kg超/枚のものを15.6㎏/枚を使用し、パネル設置角度を日射に合わせ2~30度とするところを0度で設置します。これにより、屋根への耐荷重、耐震性および強風に対する災害リスクを低くしています。
2.火災の危険性について
消費者庁から2019年1月に「住宅用太陽光発電システムから発生した火災事故等」の報告書が公表されました。報告書の内容は特定のパネルでの火災事故に関するもので、未だ市場に在り、消費者に点検と注意を促すものです。当発電所のパネル、ケーブル、パワーコン等についても報告書の内容に該当しないことを確認しました。
また、当発電所は火災保険に加入します。
- 地震およびその他の災害について
地震に対して、施設の耐震性は十分な設計がなされていることを確認し、更に太陽光発電設備を屋根に設置(総重量:約5t、設置面積当たりの荷重:10㎏/㎡)しても耐荷重および耐震性に問題がないことを確認しました。
太陽光発電設備は建築物に相当しない(平成23年3月国交省通達)ことから、公的な建築確認を必要としない。このことから、一般には建築時の建築確認書を持って設備の搭載に問題ないことを確認し済ませています。
施設の屋根に発電設備を載せることでの影響を設備の施工業者に確認し、その内容を県の平塚土木事務所および県の産業部エネルギー課に確認し、口頭で問題ないことを確認しました。
最終的な確認は、建物の構造的な課題でなく、屋根にパネルを取り付ける際に用いる金具(屋根板を挟む金具)のつかみ力(地震のときに横揺れ)、引き抜き力(強風での揚力)です。この二つについても金具メーカから数値データを受けています。この数値を神奈川県の方に尋ねる予定です。
3.リモート監視について
発電設備は、286枚のパネルが陽を浴び発電すること、常に正常で動作することが安全に稼働していることの証明になる。286枚のパネルを36系列に分けて9台のパワコンに接続します。36系統、9台のパワコンの発電状況を監視します。発電量の低下が検知すると、異常と判断し、現地へ駆け付けて点検します。
この早期発見、早期対応が大きな事故を未然に防ぐ要と考えています。
(2019年4月1日)
〇「二宮電力」現地見学会の案内
とき 12月8日(土)午後2時から
ばしょ 山西地域支援センターそしん
「二宮の地域電力」を発電所建設予定地で実感して頂きます。どんな発電所ができるのか、地域電力とは、どのような地域貢献があるのか、等々をみなさんと一緒に話合い、考える見学会にしたいと思います。「聞きたい、知りたい、言いたい」を現地に持ち寄って下さい。
〇「地域電力を考える集い」の開催案内
「そしん発電所」の建設に向けて準備中ですが、「そしん発電所」は二宮で初となる地域電力の発電所です。その運営は町民の意思によって進める予定です。
そこで、みなさんと「地域電力を考える集い」を以下のとおり開催します。
日時;2018年 11月23日 14時から
2018年 12月 8日 14時から
場所:山西・釜野 地域支援センターそしん
内容:以下の内容を予定しています。
① 地域電力をの目的・期待することは何か?
② 地域電力で(本当に)地域活性化ができるのか?
③ 地域電力事業の官民協働とは?
④ その他 参加者からの提案テーマ
〇グリーンエネルギー湘南総会(第5期)開催案内
合同会社グリーンエネルギー湘南の第5期総会を下記のとおり開催します。
日時:2018(平成30)年 11月24日(土) 午前10時から12時
場所:山西・釜野 地域支援センターそしん
駐車場の数に制限があり、なるべく公共交通を利用ください。
議題:事業報告(第4期:平成30年)
決算報告(第4期:平成30年)
事業計画(第5期:2019年)
社員以外の方の出席も可能です。但し、決議権はありません。
〇「そしん発電所」 みんなの発電所 説明会の開催
二宮町釜野にある社会福祉法人「地域支援センターそしん」の屋根に太陽光発電所の建設を計画しています。この発電所は、地域電力を創り、地域の活性化と地球温暖化防止を狙った発電所です。
特に地域電力を創り、それを地産地消することで地域内で電力エネルギー費用を循環させることで地域を経済的に活性化することも狙っています。更に発電所の建設費用の内で借入金を返済後に売電利益を地域に還元する仕組みを考えます。これには10年程度を要します。
詰り、「地域支援センターそしん」に建設する発電所は、町民の力で建設し、町民自治で運営する「みんなの発電所」となります。
私たちの将来のために、「そしん発電所」が、真に「みんなの発電所」となるために、説明会に多くの方の参加をお願いします。
日時:平成30年10月21日 午後2時から
場所:生涯学習センター ラディアン ミーティングルーム2
〇平成30年 Gエネ湘南 秋季懇親会 を開催
グリーンエネルギー湘南(Gエネ湘南)秋季懇親会を行います。
悲願の太陽光発電所の計画も比較的順調に進んでいます。この機会に地域エネルギー創生に関連して地域活性、地球環境など敢えて二宮の将来のことを皆さまとご一緒に語らい秋の一日を過ごしたいと思います。
ご多用の折りですが、時間に都合を付けご参加をお待ちしております。
BBQ形式で飲物(含むアルコール)も用意します。
なお、凡その参加者数を把握するためご一報頂ければ助かります。
― 記 ―
日時:平成30年10月13日(土) AM11時から
場所:山西1654番地 駒澤氏宅
参加費:1,000円
主催・連絡先:(同)グリーンエネルギー湘南
水口圭三☎090-8174-3932、mizukeizo@gmail.com